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第2章 SO~研究員×小人~逆襲の小人編~



ふわりと笑うその姿から繰り出される熱い舌。

視線を落とすと、その妖艶な姿が俺の目に映し出される。


智「ふふ...、翔くんが小人の時を思い出すよ」

翔「は...ぁ」


俺の上に居る智くんは、まるで天下を取ったかのようにご満悦だ。


智「ひとりじゃ何も出来なくて、俺にされるがままだった…」


目を細めて思い出してる。
大きな俺と、小さな俺を重ね合わせて智くんは笑みを零す。


智「可愛かったなぁ...」


だから。俺より貴方の方が数倍可愛いと言っているのに。


翔「...っ」

智「今も、可愛いけどね…」


胸に吸いつきながら、智くんの手はさわさわと俺を撫でた。
その手は胸を撫でて腰を通って、そのままスッと俺の下半身に手を伸ばした。


智「ふふ...」


急に伸ばされたしなやかな手の感触に驚く俺の反応を、智くんは笑って返す。

その笑みは妖しくて、とても心臓が持たない。


智「こう、するんでしょ」

翔「っ、あ、智くん...」


前に俺がやったように、智くんは俺の熱と自分の熱を重ねた。


智「翔くん、熱い...」


自分が操作していないからなのか、勝手に熱に触れさせられるその感覚は、とてもじゃないが気持ち良くて堪らない。


翔「...っ、そんなのしたら、駄目だって...」

智「どうして...?」


我慢なんて出来るか。
耐えたいのにこんなんじゃ、耐えられなくなってしまう。


智「翔くんがやったんじゃん」


まるで勝ち誇ったように笑みを零す。

その見下ろされる視線に勝てない俺は固まるんだ。



智くんはまるでメデューサで、俺は成す術なく石化を待つ只の凡人のようだ。






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