無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

『…んぁ』

キスされたところが

『ここ？』

触れられたところが

『イヤ…』

甘く痺れはじめる

片方だけ繋がれた手はまるで私の体内バロメーター

洩れる吐息と比例してつい力を込めて握りしめてしまう

『力抜けって。』

膝を折られそのまま内腿に長い指がスーっと這うと

…クチュリ

『…ハァ…っ。』

もう潤んでしまっているんだって…

体は正直なんだって思い知らされる

『…京介。』

甘い痺れが体の中心にたどり着くと京介さんは私の瞳を覗きこんで

『開いてみ。』

だなんて…

でも 今日の私は視線を反らしても体はとても素直だから

『…ふぁ。』

『そう…良くできました。』

素直に応じてしまう。

そして 重なる瞳が優しく微笑むと

『まずは一本…』

蜜が溢れる体内に探るように滑り込む

私の横に寝そべり視線を重ねながらゆっくりと動き出す長い指

『…んぁ…』

『なに？もう一本？』

『イヤっ…』

指が増やされると言葉と反対に腰をブルッと震わせ

『ここだよな。』

声が洩れるたびに頬や額に唇を落としてくれる

『可愛いな。』

でも一番欲しいところには落としてくれない

今日は素直になるって決めた私

『…京介』

彼の後頭部に手を回して引き寄せて

『何もうイクの？』

『…うんっ…』

高みにのぼりながら彼の唇に舌を捩じ込む

その舌に応えるように絡まる彼の舌は私を包み込んでくれるようにその先へと案内してくれた。

**

ギュッと指を絞めつけられると璃子が果てたってこと

いつもならここで自身を捩じ込むんだけど

『待って…』

『気持ち良さそうだからもう一回イカせてやるよ。』

また指を動かしはじめるオレ

力が抜けたおまえは俺の指の動きに戸惑うけど そのナカはヒクついて指を離してはくれない。

そりゃそうだよな…おまえの体はまだ雲の上って感じ

息を整えるために上下させる柔らかな膨らみに手を伸ばし可愛らしい粒にキスを落とす

『おっ またスイッチ入った？』

『…お願い…』

首を振りながら懇願されたって舌の上で転がされるピンク色の粒はさらに尖り華奢な体は小刻みに震え

『ダメ…またイッ…ちゃ…』

背を反らせながら俺の手を離す

『…ヤダっ…』

グッと押し込んだ指先

『逃げんな。』

これから一番弱いところを攻めてやるから