続・あなたの色に染められて
第14章 言葉 ~番外編~
『足、閉じるな。』
甘い蜜を垂らすそこに俺の指が2本咥え込まれてる。
『…ハッ…ダメっ。』
璃子はそのナカを収縮させながら腰を震わせ 横に寝そべる俺に訴えるように見上げていた。
『まだだ。』
いつもすぐに達してしまう璃子には拷問なんだろう。
『もう…ムリです…』
寸止めを食らわすこと3度目
『…お願い…』
懇願するように俺の頬に触れようと伸ばしてくる指先も震え始めているのに
『ダメだ。』
俺はコイツに対して首を横に振る。
何でイカせないかって?
それは俺のワガママかな
『声聞かせろって。』
『…アッ…』
言葉と同時に指をもう一度動かし始めると、愛らしい声を少しだけ聞かせてくれた。
そうなんだ。家じゃ必死になって声を圧し殺すから声を聞きたいなんて
『…ヤっ…そこ…』
『おかしくなる?』
目尻に溜めていた涙をポロリと落としながら頷き
『アァッ…アンっ…』
部屋中に響き渡る水音の邪魔にならないように遠慮がちに愛らしい声を響かせてくれた。
『…イヤ…っ…』
快楽に溺れたときのコイツはすげぇ綺麗だ。
大きな目はただ俺だけを見つめ 体はキラキラと輝き
『イヤなら止めようか?』
仕掛けてる俺さえも狂わされる。
徐々に閉じていく足を押さえ付け 締め付けられる指を動かしながら充分に熱をもった蕾にも指を添えれば
『…アアッ…っ…』
背を反らし真っ白な喉をさらけ出した。
浴衣ははだけ、帯だけが腹に巻き付いて乱れに乱れまくったおまえは
『…ングゥッ…ハァ…ハァ…』
唾を飲み込みながら息を整え、焦点が合っていない瞳で俺を見上げる。
『狂ったか?』
『…京介。』
『もう止めるか?』
『…。』
『ん?』
『…愛して…』
入ったな、イヤらしくなるスイッチ。
『じゃあ、お望み通りもっと良くしてやるから。』
指を離してくれない蜜壺をゆっくりと動かしながらリクエストに応える形で両足をグッと開かせると
『…ッ…ハアッ…』
蕾を可愛がるために伸ばした舌を抵抗なく迎え入れた。
しっかりと主張している蕾を舐めて食して吸い上げて
『…アァッ…きもちぃぃ…』
締め付けられたままの指を舌同様に小刻みに動かせば
『…もっ…と…』
足を押さえ付けている俺の手に指を絡め催促までしやがる。
こんな女に誰がしたんだっけな…