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続・あなたの色に染められて

第1章 Sweet life


『…待って…。』

『だから 待てねぇって。』

果てたばかり璃子に覆い被さり痛いほど熱を帯びた自身に甘い蜜を絡め

『…ハァッ……っくぁ…』

ゆっくり腰を落としていく俺はコイツを前にするといつまでたっても余裕なんてなくて

『…まだ…んはっ…動かないで…』

潤んだ瞳で懇願されたって

『だから 乱れろって。』

『…アンッ…ハァッ……。』

その姿がマジで俺を煽るから逆に攻め立ててしまう。

俺の腕を必死に掴んで背を反らせ真っ白な喉元をさらけ出すコイツは酒の力なのか いつもよりも体を捩らせて

『…イヤっ…。』

俺の熱をさらに熱り起たせる。

その綺麗な喉元にキスを落としながら抱き起こせば

『…京介…。』

甘い声で俺の名を呼び 首に腕を巻き付けて今度は俺の首筋に何度もキスを落とす。

…チュゥ…チュッ……。

その粘着質な璃子の唇の音が室内に響くと

『京介…。』

俺の唇をその潤んだ瞳で見つめて

『どうすんだっけ?』

『…べぇ。』

恥ずかしそうに細い舌先を覗かせる可愛いオンナ。

覗かせた細い舌を吸い上げるのと同時に真下から熱を打ち付けて

『…んぅっ…ンン……。』

小さな背中に腕を廻して俺のすべてを感じさせる。



そういえば今日酔っぱらった魔女たちが俺の横に 挟み撃ちで座って

「アンタ ちゃんと璃子の体を労って子作りしてんの?」

「あっ!私 前に遥香から聞いたことある!京介の結構なサイズだって!」

誰に聞いたんだか俺のナニの話まで恥ずかし気もなく一方通行でペラペラと

「私も聞いた!それをチビな璃子にって考えると…キツいよねぇ。」

女は本当にデリカシーがねえ。

「おまえらには余計なお世話だっつうの。」

「だからよ?あんなに小さい体なんだから優しく抱かないと壊れちゃうわよ?」

「だからうるせぇって!」

小さな体で俺を受け止めるのはかなりハードなことなんだってやたらに熱弁してくれちゃって。


でも…考えてみるといつもそうだった。

抱いても抱いても全然飽きないこの柔らかで吸い付くようなこの体

抑えきれない俺の熱を受け入れる璃子のナカは吸い付いて締め上げ

『…京介…キス…。』

ねだるその唇も

『…ダメ……ヤアッ…。』

吐息混じりで果てるその声も愛しくて

『璃子…愛してるよ。』

いつまでも俺のすべてを狂わせた。

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