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想うこと。

第2章 第1章


「まぁ、特別 彼氏が欲しいとかはないですね」


「なんだ、残念。
彼氏に立候補しようと思ってたのに」


口に入れた牡蠣にむせそうになった。


なんだかこの人、チャラいな。


「ちなみに立花さんのタイプってどんな人?」


「特に考えたことないです」


私とは違うところで盛り上がってたグループのある男性が、全員に向けて言った。


「今日 謙也来れないってさ〜」


周りからは残念そうな声が聞こえる。



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