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想うこと。

第2章 第1章


「どうでした。
良い男はいましたか」


「君より良い男はいないよって言った方がいいの?」


「でも俺みたいな男、なかなかいないですよ」


「私もそこまで性格捻じ曲がってる人
そうそういないと思うよ」


「佳苗さんの照れ隠しだと受け止めておきます」


靴を脱いでリビングへと向かう。

この部屋はもう歩き慣れたものだ。


「あ、料理はすごく美味しかった。
もっと食べたかったのに残念」


ソファに腰を下ろした私の隣に海東君も座る。



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