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時々当たる海東君の手に、いつも以上に敏感に反応してしまう。


次第にその手に自分のを擦りつけていた。


「じゃあ流しますね」


そう言ってシャワーをかけられるが、いたって普通に流されただけだった。


マダタリナイ…。


私が海東君を見つめると、彼はにこっと笑った。


「そんな顔で見られても、ちゃんと言ってくれないとわからないですよ」


その言葉に対して私は、小さな声で

「…いつもみたいにして、ください」

としか言えなかった。