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想うこと。

第3章 第2章


「どうかなぁ〜?
私は見守ってるねっ!」


自販機でカフェオレを買っているところに
噂の海東君がやってきた。


いつもと同じく、彼の周りにはたくさんの女性社員がいた。

私と2人きりで会うときには見せない笑顔を振りまいて。

その笑顔が私には嘘っぽく見えた。


「あの子たちもすごいよねぇ。
時計とかそういう高級なのをプレゼントする子もいるらしいし。

私この前、海東君が告白されてるとこ見ちゃって〜。
断り方も紳士的だったなぁ〜」



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