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想うこと。

第3章 第2章


「もう何回も鏡見てるけど、大丈夫だよ。
早く行こ」


「でも…今日このままデート♡とかになるかもしれないじゃん!
いつもより気合い入れないと」


「普段の未奈も可愛いから、大丈夫だって」


友達の私には見せない可愛い顔をしちゃって、可愛い。

ふにーっと未奈の頬をつねっても
いつもみたいに抵抗しない。


「もう行かないと、彼氏来ちゃうよ?」


「え、あ、うん!そうだね!
行こう行こうっ」


2人でロビーまで行くと、すでにこちらに手を振る男性がいた。


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