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第3章 ポチ

アメフトのマネージャーとなったさなとちぃと私は

週一程度だが練習に参加するようになった

といっても
雑用ばかりで
今だアメフトのルールやら
用語なんて全然わからずのままで

役に立ってるようには思えない


あの先輩かっこいいいねーとか
この後どこのみいくー?とか
そんな話しばかりしながら

ただただ練習風景を見学してるのがおちだった

それでも
チームのメンバーは
「今日もきてくれたんだねー」
「よっしゃー練習がんばっていいとこみせなきゃなー」と
歓迎してくれていた





「付き合うことにしたんでしょ?」


ポチ先輩から何度か食事の誘いがあり二回目のご飯のとき

オッケーしてしまった







「もしもし あきお?」

「おおー久しぶりあや!
どうした?」

「うん ちょっと報告があって。。。」

「なに?」


「サークルの先輩と付き合うことにしたから。。。。。ごめん」


「そうなんだ。。。。わかった。。。」

「もう連絡しないから!」

「。。。。。。う うん。。。」

「ごめん」


私は勝手だ

またあきおを傷つけてしまった

でも

新しい恋を今は楽しみたかった



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