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第3章 ポチ

「ぽちーー!まったー?!」

いつからか 渡辺先輩のことを
ポチ と呼んでいた


「なんでこうも毎度遅刻するかな!!」

「まーまーおこらないのー!
今日はどこいく?」


上野駅で待ち合わせた私とポチは

さくっとランチを済ませ

上野公園をぶらぶらしていた



「つかれたーーーー!!!」

「じゃーベンチでも座ってやすもうかー」


ベンチに座って
お互い学校の学校のことや
アメフトの話しで盛り上がった


急にポチが

「ねーあや!キスしていい?」といってきた

「は?いま?ここで?」

「うん!だめ?」

「え。。。だってみんなに見られちゃうよ?!」


公園には
カップルやら なにやら
いろんな人が行き交っていた


「誰も俺らのことなんてみてないって」

「え。。。でも」
と躊躇する私にお構いなく

ポチは顔を近ずけてきた


「ほら 大丈夫だったでしょ」


。。。。こんなとこで。。。
胸がギューーーっとしめつけられドキドキが止まらない

「もう一回!」

私たちは
昼間の公園で
何度もキスをした

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