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イン・ザ・ルーム

第2章 染まりたい

S side


「ね – 、翔君。 貴方昨日私の腰に、つけたでしょう?」


「 バレました? … 我慢出来なくて。ごめんなさい。」


唇を尖らせて言う貴女は、どうしようもなく可愛くて。


「主人にばれたらどうするのよ 。」


なんて笑いながら言う貴女。


その反応からか、 俺は


旦那よりも俺を選ぶのだろうと、
自信を持ってしまいそうになる。


「バレたら、 どうするつもり?」


貴女に聞いた俺がバカだった。


「んー、その時はその時。」



いつも貴女は俺に答えをくれない。




もっと貴女に近付きたいのに。


貴女の心全て覆って攫って行ってしまいたいのに。





俺は貴女の腰を引き寄せて深く口付けた。


「 ん ッ … もう、 … 」


恥じらう貴女は "会社では何もしない約束でしょう?"と言うけどそれは口だけで、


そのスリルを味わっているかの様にも思える。



唇が 貴女を求めているから 、


何度も何度も貴女の唇に吸い寄せられて。


気づけば貴女の尻や胸にも手を這わせてしまった。




ガラス張りの社長室。
ブラインドを閉めているからといっても、
下の方は丸見えだ。





…嗚呼、 俺は何をやっているのだろう。

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