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イン・ザ・ルーム

第1章 ルージュ

S side



俺は大企業に就職をし、それからもう10年ほど経って、秘書検定で資格を何年か前にとった俺は、社長秘書を務めることになった。


夫人の為に、傍に女性を置かないようにしたのだという。


でも社長は知らないんだろうね、その夫人が実は俺とあんな関係だなんて。


今日も彼女との密会。ホテルの1室。


社長から絶対的信頼を得ている俺と

社長が溺愛している妻

その2人が不純な関係で…



なんてこと普通は考えないか。



綺麗な彼女は、社長よりも俺の方が歳が近くて、
俺よりちょっと年上。


真っ赤な口紅が良く似合ってる。


華奢な身体には俺は一つも痕を付けられないが


彼女は平気で俺に痕を残し、


口紅で俺のシャツも汚す。


もしこの色をつけたシャツを会社に何かの手違いで着て行って、社長に勘づかれたらどうするつもりなのだろう。


貴女は、 何も躊躇わず俺を突き出すのか。


想像してちょっと苛立ったので、


彼女にバレないように、果てた彼女の白い腰に


紅い痕を付けた。

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