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イン・ザ・ルーム

第1章 ルージュ

O side



今日も綺麗に粧し込んだ貴方。 口紅が輝く唇。


俺よりは1つだけ年上の貴方。


でも 、 色っぽさの中に可愛さが有って、 おまけに綺麗で。 俺はもう貴方の虜で。


友人の翔君がいつも 「俺の会社の社長の奥さんは本当に素敵な人だ」と言うから


少しその会社の前で隠れて待ち伏せをした。


「社長夫人」をこの目で見る為に。


勿論、 翔君は完全に出世コースを歩んでいる超エリートで、容姿もそれなりに良いし。 そんな彼が絶賛する女なら

素敵な決まっている。


そうやって、最初は軽い気持ちだったはずなんだ。




なのに 、 一目惚れをして、
毎日待ち伏せをして。



そんな日々に堕ちて行った俺。






ある日仕事の休みの日、その会社の近くのバーに
突然 、俺の前に貴方は現れて。


「 智君 っていうんでしょう? いつも翔 から聞いているのよ。」 って。


何故顔がバレているのかは分からなかったが、彼女に存在を知られている喜びの方が大きかった。









その日から 俺は 貴女と〝不倫関係〟 になった。








「 主人は優しくシてくれないの 」

少し寂しげにいう貴女を今日も抱いて。




ねぇ、 どんな夢が見たい?

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