黒子総受け短編集【黒子のバスケ】
第2章 壊れた少年を救う光は
あぁ、どうして______
「最低だねー…黒ちん」
「アンタを慕っていたなんて、馬鹿みたいっス」
「相棒? ハッ、ふざけんなよ」
「本当に救いようがないのだよ…」
「……見損なったよ、テツヤ」
あぁ、痛い。
蹴られ、殴られてボロボロの体。
僕の神経は最早痛みさえも認識しないらしい。
それどころか。
「………と…………」
「はぁ? 喋んなよクソが」
ドガッ…
「汚い声だすんじゃねーよ」
バシッ!…ペキッ
「…………………」
嗚呼。
やっぱり、君達は知らないんですね。
僕が何を言ったのか……
…………あのね。
もっと。
もっと、蹴って、殴って。
僕の、体が、心が、形を留めない程に。
嗚呼、ペキッて………
骨、折れちゃいましたね。
……嬉しい、です。
その日は足の骨を折られた気がしましたが、翌日には松葉杖だけでいいように頑張って歩く練習をしました。
だって、そうしないと。
きっと君達、もっとしてくれないのでしょう?
………僕の心は、壊れました。
「最低だねー…黒ちん」
「アンタを慕っていたなんて、馬鹿みたいっス」
「相棒? ハッ、ふざけんなよ」
「本当に救いようがないのだよ…」
「……見損なったよ、テツヤ」
あぁ、痛い。
蹴られ、殴られてボロボロの体。
僕の神経は最早痛みさえも認識しないらしい。
それどころか。
「………と…………」
「はぁ? 喋んなよクソが」
ドガッ…
「汚い声だすんじゃねーよ」
バシッ!…ペキッ
「…………………」
嗚呼。
やっぱり、君達は知らないんですね。
僕が何を言ったのか……
…………あのね。
もっと。
もっと、蹴って、殴って。
僕の、体が、心が、形を留めない程に。
嗚呼、ペキッて………
骨、折れちゃいましたね。
……嬉しい、です。
その日は足の骨を折られた気がしましたが、翌日には松葉杖だけでいいように頑張って歩く練習をしました。
だって、そうしないと。
きっと君達、もっとしてくれないのでしょう?
………僕の心は、壊れました。