
修練の鏡と精霊の大地
第5章 他にも、まだいたかっ!?
「あんたたち、なにしてんの!!」と莉子までが純化の元に来た。
そして、目の前の怪物を直視すると「イャアアアアアーー!!」と怪物のあまりのでかさに悲鳴を上げた。
「とりあえず、俺が彼女をおぶって走る。莉子とキュウはやつをなんとか……」
「コウヤっ!! あんた、あんなのを私達に丸投げしないでよ!!」
莉子は怯えながら言った。
<はよ、逃げるなら今やで>
ソーヤが出た。
<やつは動物性の獲物を餌に育っとる。獲物は一度に1匹しか吸収できんねん>
「どういうことだ?」とコウヤが尋ねる。
<それが、性質としか言い様あらへん。やつは二本の触手を使って1匹ずつ口に運んでる。いま、止まってるってことは、小さい虫の大群を見つけたんちゃうか?>
「なるほど! 早く、コウヤさん、今がチャンス」と球也がコウヤを急き立てる。
「そうか……よっしゃ、行くぜ!!」
コウヤは純化をおぶって走り出した。
すると、今度は莉子が腰を抜かしていた。
「ちょっと……キュウちゃん、私をおぶってよ……」
「ええっ!?」
球也は困惑した。
そして、目の前の怪物を直視すると「イャアアアアアーー!!」と怪物のあまりのでかさに悲鳴を上げた。
「とりあえず、俺が彼女をおぶって走る。莉子とキュウはやつをなんとか……」
「コウヤっ!! あんた、あんなのを私達に丸投げしないでよ!!」
莉子は怯えながら言った。
<はよ、逃げるなら今やで>
ソーヤが出た。
<やつは動物性の獲物を餌に育っとる。獲物は一度に1匹しか吸収できんねん>
「どういうことだ?」とコウヤが尋ねる。
<それが、性質としか言い様あらへん。やつは二本の触手を使って1匹ずつ口に運んでる。いま、止まってるってことは、小さい虫の大群を見つけたんちゃうか?>
「なるほど! 早く、コウヤさん、今がチャンス」と球也がコウヤを急き立てる。
「そうか……よっしゃ、行くぜ!!」
コウヤは純化をおぶって走り出した。
すると、今度は莉子が腰を抜かしていた。
「ちょっと……キュウちゃん、私をおぶってよ……」
「ええっ!?」
球也は困惑した。
