修練の鏡と精霊の大地
第6章 新メンバー
奈美はまたペンを走らせる。
[ゆうきさんの所にいるせいれいがすごい物知り。話をきいた]
「あ、そう言うたら、あの変な木の化け物のこともよく知ってたわ。こいつも知ってたら教えてくれたらええのに」と純化は、石になったソーヤをつつきながら、ため息まじりで言った。
メンバーはホテルの前で落ち合い、村の食堂に向かった。
尋ねてみれば、居酒屋のような雰囲気のある、家庭料理の店しかないと言うので、そこに向かうことにした。
村はすでに日が暮れて、家の明かりが無ければ真っ暗闇だ。
ここの村は妖精の世界でも、電気が普及しているようだ。
街灯はないが、民家には電灯がついている。
小洒落た雰囲気の店に入ると、厚化粧を通り越したクソ化粧のママが迎えてくれた。
「あらあら、一見のお客さんやわぁ〜、かわいいおなごもいてはるし、格好いいお兄ちゃんも……あたし、うれすぃ〜わぁ〜」
化粧が強すぎて石膏化している顔が、むさ苦しさを増す。
「みんな……あのババァにエルボー3発見舞っていいか?」とコウヤが話しかける。
「気持ちはわかりますが、やめましょう」と球也が止めて事なきをえた。
[ゆうきさんの所にいるせいれいがすごい物知り。話をきいた]
「あ、そう言うたら、あの変な木の化け物のこともよく知ってたわ。こいつも知ってたら教えてくれたらええのに」と純化は、石になったソーヤをつつきながら、ため息まじりで言った。
メンバーはホテルの前で落ち合い、村の食堂に向かった。
尋ねてみれば、居酒屋のような雰囲気のある、家庭料理の店しかないと言うので、そこに向かうことにした。
村はすでに日が暮れて、家の明かりが無ければ真っ暗闇だ。
ここの村は妖精の世界でも、電気が普及しているようだ。
街灯はないが、民家には電灯がついている。
小洒落た雰囲気の店に入ると、厚化粧を通り越したクソ化粧のママが迎えてくれた。
「あらあら、一見のお客さんやわぁ〜、かわいいおなごもいてはるし、格好いいお兄ちゃんも……あたし、うれすぃ〜わぁ〜」
化粧が強すぎて石膏化している顔が、むさ苦しさを増す。
「みんな……あのババァにエルボー3発見舞っていいか?」とコウヤが話しかける。
「気持ちはわかりますが、やめましょう」と球也が止めて事なきをえた。