修練の鏡と精霊の大地
第7章 小さな戦士の村
「なあ、あんなんと関わって大丈夫なん?」と純化が心配そうに話しかける。
コウヤは自信たっぷりの笑顔で、拳を突き立てた。
「大丈夫! ミゼットレスラーには負けないよ」
ミゼットレスラーとは、小人プロレスのレスラーのこと。
普段のプロレスなら、まず試合をすることはないタイプなのだが、いろんな相手と闘いたいと思う傍ら、プロレスラーではないが、腕っぷしのある小人がどう、ぶつかってくるのかが非常に興味深かった。
30分後……
ワードフがやって来た。
「待たせたな。闘技場の準備が出来た。ついてこい」とワードフは、その方向を指で示した。
一同はワードフの後ろをついて歩いた。
しばらく歩くと、村の中央広場に出る。
するとそこにはプロレスに使う四角いリングがドドンと設置されていた。
「うわっ!! リングだよ……よく作ったもんだなぁ……」とコウヤは感心した。
「コウヤさんお得意のフィールドじゃないっすか!」
球也に笑みがこぼれる。これだと、コウヤの独占場。自分は闘わなくてすむ。
だが、コウヤの顔が悪い……いや、コウヤの顔色が悪い。
コウヤは自信たっぷりの笑顔で、拳を突き立てた。
「大丈夫! ミゼットレスラーには負けないよ」
ミゼットレスラーとは、小人プロレスのレスラーのこと。
普段のプロレスなら、まず試合をすることはないタイプなのだが、いろんな相手と闘いたいと思う傍ら、プロレスラーではないが、腕っぷしのある小人がどう、ぶつかってくるのかが非常に興味深かった。
30分後……
ワードフがやって来た。
「待たせたな。闘技場の準備が出来た。ついてこい」とワードフは、その方向を指で示した。
一同はワードフの後ろをついて歩いた。
しばらく歩くと、村の中央広場に出る。
するとそこにはプロレスに使う四角いリングがドドンと設置されていた。
「うわっ!! リングだよ……よく作ったもんだなぁ……」とコウヤは感心した。
「コウヤさんお得意のフィールドじゃないっすか!」
球也に笑みがこぼれる。これだと、コウヤの独占場。自分は闘わなくてすむ。
だが、コウヤの顔が悪い……いや、コウヤの顔色が悪い。