修練の鏡と精霊の大地
第12章 光と虹の橋
「この木は……このソーヤが育てたもんなんや」
球也は寂しそうな目をして言った。
「どういう意味だ?」
勇樹の問いに、球也は答えた。
「かくかくしかじかなんたらかんたら、グリーンジャンボでピースカパースカ」
「ほう、この塔にはその階ごとに仕掛けがあって、それを抜けていかなければ上には行けないから、この木を育てて、天井をぶち破って、一気に最上階であるここに到着しようと、で、こうなったわけだな」
「なんで、これがわかるん?」
そういう疑問を抱きながら、奈美と球也は、先に水を手に入れようと、勇樹から聞いたアビラの水のある場所に行った。
そこには、太くて立派な水道があった。
「球也さん……これですか?」
「そうかな? でも、ここしかないよな……佐田さん、ここですか?」
勇樹が近寄ってきた。
「あぁ、これだな。そう言えば、俺が立ち寄った村で聞いたんだが……どうやら、降りこんでくる雨水をこの塔自身が神聖なる力によって貯めこんでいるらしいんだ。別名、神の水とも言って、これで飯を炊くとうまいらしい」
「そのウンチク、必要ですか?」
球也は寂しそうな目をして言った。
「どういう意味だ?」
勇樹の問いに、球也は答えた。
「かくかくしかじかなんたらかんたら、グリーンジャンボでピースカパースカ」
「ほう、この塔にはその階ごとに仕掛けがあって、それを抜けていかなければ上には行けないから、この木を育てて、天井をぶち破って、一気に最上階であるここに到着しようと、で、こうなったわけだな」
「なんで、これがわかるん?」
そういう疑問を抱きながら、奈美と球也は、先に水を手に入れようと、勇樹から聞いたアビラの水のある場所に行った。
そこには、太くて立派な水道があった。
「球也さん……これですか?」
「そうかな? でも、ここしかないよな……佐田さん、ここですか?」
勇樹が近寄ってきた。
「あぁ、これだな。そう言えば、俺が立ち寄った村で聞いたんだが……どうやら、降りこんでくる雨水をこの塔自身が神聖なる力によって貯めこんでいるらしいんだ。別名、神の水とも言って、これで飯を炊くとうまいらしい」
「そのウンチク、必要ですか?」