修練の鏡と精霊の大地
第12章 光と虹の橋
しばらくすると、2つの精霊石は小さな人型になった。色鮮やかなカラフルな精霊と発光している精霊だ。
それぞれが、水晶玉に力を注入すると、その水晶玉から二本の光の線が真っ直ぐに放射され、その間にカラフルな虹が、塔を飛び出して、ジュウタンのように伸びていった。
先はグングンと伸びていき、もう、肉眼ではその先は見えなかった。
やがて、それは虹と光が融合した、幅1メートルの一本の橋となった。
「すっげぇ……こんなんCG以外で初めて見た」と言った球也は、感動のあまりに身震いをした。
「ここはユニバーサルスタジオジャパンかよ……クリスマスイベントにもこんなのは無いぞ」
精霊が生み出した奇跡に、ユングは感動していた。
「ひょっとして、これを渡って行けってことか?」
勇樹はそう言って、橋に近寄り、恐る恐る下を覗きこんだ。
地上の木が、ゴマのように見えた。
「うわっ!! 柵がなかったら、一番ダメなパターンだ。これ、キツいぞ……」
「でも、光と虹の融合の橋。これが、精霊の大地に繋がる道なのかもしれない」
ユングも下を覗きこんで言った。
それぞれが、水晶玉に力を注入すると、その水晶玉から二本の光の線が真っ直ぐに放射され、その間にカラフルな虹が、塔を飛び出して、ジュウタンのように伸びていった。
先はグングンと伸びていき、もう、肉眼ではその先は見えなかった。
やがて、それは虹と光が融合した、幅1メートルの一本の橋となった。
「すっげぇ……こんなんCG以外で初めて見た」と言った球也は、感動のあまりに身震いをした。
「ここはユニバーサルスタジオジャパンかよ……クリスマスイベントにもこんなのは無いぞ」
精霊が生み出した奇跡に、ユングは感動していた。
「ひょっとして、これを渡って行けってことか?」
勇樹はそう言って、橋に近寄り、恐る恐る下を覗きこんだ。
地上の木が、ゴマのように見えた。
「うわっ!! 柵がなかったら、一番ダメなパターンだ。これ、キツいぞ……」
「でも、光と虹の融合の橋。これが、精霊の大地に繋がる道なのかもしれない」
ユングも下を覗きこんで言った。