修練の鏡と精霊の大地
第13章 橋の上の攻防
『ギャードゥブルッタッウ!! ギャードゥブルッタッウ!!』
どこかで聞いたような、舌を噛みそうな鳴き声。
「えっ!? あれって……」
球也はキョロキョロと見渡した。
奈美は再び、弓を構えた。
その鳴き声は、球也を襲った、黒い毛の生えた翼竜のものだ。
『ギャードゥブルッタッウ!! ギャードゥブルッタッウ!! ギャードゥブルッタッウ!! ギャードゥブルッタッウ!!』
「うわ、なんかスムーズに鳴きよる!! ちょい前に襲ってきたやつにくらべて、噛みやがらへん!!」
球也も、そう言って剣を握った。
どこから飛んでくるのか?
三人は空を見上げた。
だが、その翼竜は……下からきた。
『ギャードゥブルッタッウ!!』
突然、現れた翼竜に度肝をぬかれた。
「うわっ!! 下からきやがった!!」
勇樹は二刀流で刀を握り、空に舞う翼竜を見た。
「おい……あいつ、首もとに矢がささってる。奈美が射ったやつじゃないか?」
勇樹に言われ、球也は翼竜の首もとを注意深く見た。
球也に襲ってきたとき、奈美が咄嗟に射ったものだ。
「あいつ、生きてたんや!! それやったら、さっきより滑舌ようなってたやん!!」
どこかで聞いたような、舌を噛みそうな鳴き声。
「えっ!? あれって……」
球也はキョロキョロと見渡した。
奈美は再び、弓を構えた。
その鳴き声は、球也を襲った、黒い毛の生えた翼竜のものだ。
『ギャードゥブルッタッウ!! ギャードゥブルッタッウ!! ギャードゥブルッタッウ!! ギャードゥブルッタッウ!!』
「うわ、なんかスムーズに鳴きよる!! ちょい前に襲ってきたやつにくらべて、噛みやがらへん!!」
球也も、そう言って剣を握った。
どこから飛んでくるのか?
三人は空を見上げた。
だが、その翼竜は……下からきた。
『ギャードゥブルッタッウ!!』
突然、現れた翼竜に度肝をぬかれた。
「うわっ!! 下からきやがった!!」
勇樹は二刀流で刀を握り、空に舞う翼竜を見た。
「おい……あいつ、首もとに矢がささってる。奈美が射ったやつじゃないか?」
勇樹に言われ、球也は翼竜の首もとを注意深く見た。
球也に襲ってきたとき、奈美が咄嗟に射ったものだ。
「あいつ、生きてたんや!! それやったら、さっきより滑舌ようなってたやん!!」