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急ぎ早やに！！－〈シュレイアール城〉に駆け込んで来るエリシア。髪も…服も…乱れ捲っている。それを…気にすることなく…一心不乱に…探す！！－〈六の剣〉を！！！
「どうしたんです？！」〈七の剣〉が、〈七の刀〉を引き連れ…優雅に…現れた。
「〈六の剣〉…〈深緑の剣〉様…知りませんか？。」
「？！…〈六〉？！………〈剣〉側の食堂に…居ますよ…。」ほぉー安堵の表情を浮かべる。
「ありがとうございます！！。」頭を垂れると、急いで…向かう。
「〈先代〉様では…？！。」〈七の副官〉ナハムが、声を…掛ける。13時の鐘の音が、鳴る。
「そうですね…。哨戒の時間です。」優雅に…立ち去る〈七の剣〉。その後を…慌てることなく、続く〈七の刀〉達。

ほぉー安堵の表情で、〈剣〉側の食堂に…入る。
「エリシア！！。」〈六の副官〉ソラが声を…掛ける。側にいるのは、〈六の刀〉と〈六の次代〉、それと…マオだけ。全員…深い紫色の喪服を着ている。
「〈六の剣〉は？！！。」
「〈先代〉様ならかえられる準備中です。」〈六の次代〉…新〈六の剣〉が、応える。
「帰る？！！。」
「無に…戻られる…。人間の言葉では…死なれる……。」押し殺した声を…出す〈六の剣〉。
「！！！！。」
「お部屋に…居ます…。」〈六の副官〉ソラが答える。
「〈次代〉…一緒に行きなさい…。」
「はい。〈六の剣〉様…。」
「その前に…！！。」ぱんぱんー手を叩く〈六の剣〉。直ぐに…侍女達が現れる。
「まぁーー！！！。なんて格好！！！。」大仰な手振りで…嘆くミラ。
侍女達に…取り囲まれ…慌てるエリシア。
「あ、あの……。」そのまま…隣室の小部屋に連行される。