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ふたつの鼓動

第3章 ふたりを繋ぐウソ
















「はな...俺んちきて」





10分ぐらい?ずっと抱きしめ合って心地よさを分かちあっていたわたしたち






わたしは少しだけ出会った頃のことを思い出していたんだけど…


...恥ずかしいから黙っておこう








彼の顔をみて うんっとうなずいて

荷物の準備をはじめた

































ママには 有弥が来たときに話していたみたいで

家を出る時に
いってらっしゃーい って見送ってくれた






















有弥の自慢の愛車 有名ブランドの真っ赤なセダンに乗り、有弥の家に向かった























有弥の家と行っても 固定の自宅はなく

ホテル住まいなのだ


前に なんでなの?と有弥に聞いたら

仕事で行ったり来たりだから と言っていた。






今回は わたしの住んでいる街から数時間離れた市内にある 高級そうなホテル。




そこへ車を止めて中に入ると 支配人さんがやってきて部屋まで案内してくれた





「わぁっ...綺麗...!!!!!」





部屋に入ってみると ものすごい洋館のような
広くてオシャレな内装に感動した





「なかなかだろ?今回の俺の部屋も」





「うんっ!!いつもすごいとこじゃけど、今回もめっちゃ綺麗じゃね!!」





キレイな部屋にウキウキして見渡していると
有弥が手を引いた









「風呂はこっち」





そう言って手を引かれて行ったお風呂場は...




目が眩むほどテッカテカの大理石の壁に

キラキラのストーンがあしらわれた鏡

そして一番目をもってかれるのが...






「...っ......なにこれすごいッ」







外の景色を窓いっぱいに見渡せる湯船

そう、バスタブと窓が一体化されていた



つまり お風呂に入りながら外の景色が見られる造りになっていた







「すごーい!!露天風呂みたい!!!」










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