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ふたつの鼓動

第3章 ふたりを繋ぐウソ















そう言ってはしゃいでいると

お風呂のお湯がすでに張られていることに気づいた








「...はな」






後ろから抱きしめてわたしの名前を呼ぶ

その声は色気が倍増したゾクゾクするほどのハスキーボイスで、有弥が甘えているときだけ出す特有の声...

とゆうことはー......





「...あッ...ん...んうっ......は」




わたしは頭が回転が遅かったようだ






抱きしめられていた体は前を向かされ

唇を奪われる



「...はっ...ぁ......りゃ...」



「.........はな...........はな....」




吐息が混じり合い わたしの口内を味わう舌


すると同時に腰にまわっていた手が
わたしのワンピースを上に持ち上げた




「...ぁあッ」




あっとゆうまに脱がされてしまったわたしは
恥ずかしくて身をかがめようとする



が、




「...だめ。もっと良く見せて」







そう言って小悪魔の微笑みを浮かべた有弥は

わたしがワンピースの下に着ていたキャミを剥ぎ取った





「...ぃやっ...お願いッ......見んで...」






ブラとパンツだけになってしまったわたしは
赤くなる顔を見せたくなくて

咄嗟に有弥に抱きついた







「...それさ逆効果だからね。」





そう言うとわたしの背中からパチンっと音がした






え......







そして緩んだブラも見事に剥がされ

ガシッと手首を掴まれてどこにも動けなくされてしまった




「...やだぁ......っ」






恥ずかしくて死にそう...

目が熱くなって涙がこぼれた





わたしは...胸がコンプレックスだったから











「......綺麗だよ、はな」




熱のこもった瞳でわたしをみつめる

その色っぽい視線がよけい恥ずかしくて...

羞恥で体がビクッとなった




わたしは胸が人より大きいのがすごく嫌だった


胸のことで中学の頃いじめられたことがあるから














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