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ふたつの鼓動

第3章 ふたりを繋ぐウソ












「...あっあっん...っふ...ッッダメッ...ダメッあぁあああッ...」




ビクッビクンッ...ビクッ...








腰が跳ねて 奥からピュっと飛び出したそれもチュルッと吸い上げられた





「...ッ...ハァ...ハァ...ぁ...ありやァ...」








「...イっちゃったね...はな...かわいい」




言いながらわたしの頭を撫でて額にキスを落とした


すると、わたしを湯船に浸からせて

正面に有弥も浸かった








「...はな後ろむいて」









言われた通りに有弥に背中を向けると

後ろから腰を支えて優しく抱きしめてくれた








「こうしてると落ち着く.....」






わたしの背中にぴったりくっついて肩に顔を預けて密着している








「.....あまえんぼう」



わたしがボソッとつぶやくと

腕にこめる力が強くなった







「いいよ。実際あまえるの好きですから」






ニコッとわらったのがわかるくらいご機嫌に言った












有弥は肌と肌が触れ合ったこの状態が大好きだから

2人で会っている時は今思えばほとんど裸かもしれない





でも出会ったばっかりの頃からではなくて

ちゃんと、わたしが心を完全に許したときから。








だからこそ わたしにとっては今までの彼氏とは比べ物にならないくらい有弥がだいすきですっごく大切だった



(今までの彼氏様ごめんよぉ...泣)













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