『甘い蜜』
第30章 甘い蜜 30
「相手は生徒会長…ってトコロか?」
言葉に詰まったままの俺を更に追い詰めるかの様に倉本が見透かした様な視線で投げ掛ける。
「…さぁね。」
俺はその視線から逃れたくて、また顔を机に伏せた…。
だって、さ…
言えるワケがないだろ?
男に食われちゃいました…なんて。
「まぁ、言いたくない事を深く突っ込むつもりはないよ…」
たださ…、なんてさっきとは違うトーンで倉本が話続ける。
「噂で聞いたけど、生徒会長…今まで付き合ってた奴全員に片っ端から別れを言ってるらしいぞ。」
噂…って?
いや、そんな事より…!?
「倉本、生徒会長が付き合ってた相手知ってるのか?」
「いや?…お前は知ってるんだろ?」
ええ…、そりゃあもうイヤって程にね。
言葉に詰まったままの俺を更に追い詰めるかの様に倉本が見透かした様な視線で投げ掛ける。
「…さぁね。」
俺はその視線から逃れたくて、また顔を机に伏せた…。
だって、さ…
言えるワケがないだろ?
男に食われちゃいました…なんて。
「まぁ、言いたくない事を深く突っ込むつもりはないよ…」
たださ…、なんてさっきとは違うトーンで倉本が話続ける。
「噂で聞いたけど、生徒会長…今まで付き合ってた奴全員に片っ端から別れを言ってるらしいぞ。」
噂…って?
いや、そんな事より…!?
「倉本、生徒会長が付き合ってた相手知ってるのか?」
「いや?…お前は知ってるんだろ?」
ええ…、そりゃあもうイヤって程にね。