『甘い蜜』
第37章 甘い蜜 37
「…じゃあ何で俺と目も合わせようとしない?」
それは…、あんたが嫌いだからだろ、多分。
「…何が言いたいワケ?」
用件のハッキリしない言い方にイライラしてきたんだけど…
「…俺と付き合え。」
「…っ、は?」
今の会話の流れでなんでそうなるのかが全く意味が分かりません。
「別に無理矢理とか思ってない。…時間をやる、考えておけ。」
それだけを言い残すと俺の横を通りすぎ…バタン、と扉の閉まる音だけが残された俺の耳へと響いた。
付き合えって…
考えておけって…
そもそも、俺…男だし。
アイツがそおゆう理由に反応しないのは出会った時にイヤってほど知ってる…けど。
「…勝手なやつ。」
ポツリ…と出た言葉とは裏腹に俺の鼓動は早くなっていた。
…出来るなら気づきたくなかったのに。
それは…、あんたが嫌いだからだろ、多分。
「…何が言いたいワケ?」
用件のハッキリしない言い方にイライラしてきたんだけど…
「…俺と付き合え。」
「…っ、は?」
今の会話の流れでなんでそうなるのかが全く意味が分かりません。
「別に無理矢理とか思ってない。…時間をやる、考えておけ。」
それだけを言い残すと俺の横を通りすぎ…バタン、と扉の閉まる音だけが残された俺の耳へと響いた。
付き合えって…
考えておけって…
そもそも、俺…男だし。
アイツがそおゆう理由に反応しないのは出会った時にイヤってほど知ってる…けど。
「…勝手なやつ。」
ポツリ…と出た言葉とは裏腹に俺の鼓動は早くなっていた。
…出来るなら気づきたくなかったのに。