テキストサイズ

×××だけのプリンス

第4章 S&O 迷子

それから数週間後。


意外にも関係は良好で、全員、
プライベートと仕事を分けれるようになった。


今日は久しぶりに智くんの番で、
仕事終わり俺の家に呼んだ。


最近はもう、楽しむと言うより
性欲のはけ口でしかなくなって。

逆に俺は、そのほうが割り切れるからいい。


みんな平等。みんなただの玩具。


それくらいの気持ちでヤっている。





「さーとしくんっ♪」


家に来た智くんに思いっきり甘える。

そしてヤる時には俺が支配する。


この数週間で見つけた遊び方。


まずはご飯を食べるだけ。

まぁ、買ってきたやつだけど。





「ねぇ、智くん。シよ…?」


ご飯も食べ終わって
ソファでくつろいでいる時。

智くんの腕の中に潜り込んで上目遣いで。


智くんは戸惑った顔をする。

そして俺はすかさずそのまま押し倒す。


「てか、するから。」


乱暴に服を脱がし、
その唇に深く深くキスをする。


何度も、そして舌を絡ませ。

涎が糸を引くくらいに。


「智くんっ…」


柔らかいその感触。

隙間から吐息が聞こえる。


手を滑らし胸板に添える。

小さな突起を見つけて、
キュッと摘む。


「んっ、…あ…」


身体を小さく揺らした智くんは
もっと激しく俺の唇を求めた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ