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×××だけのプリンス

第1章 S&A 始まりはここから

「…ん…ぁ…しょぉちゃん、きたなっ…!」



蕾に触れた俺にそう言った。



「大丈夫…雅紀は感じてればいいんだよ。」



呟いてから、自分の指に唾液を絡めて
再び蕾に触れる。
でも、ナカには挿れない。

自分でもドSだなって思った。



「…ふ…っや……はやっ、く…」



ほら、雅紀は素直だから、
頭に浮かんだこと全部言っちゃう。

こういう状況だと特に。


ゆっくり指を沈めていく。

何回あいつらにヤられたのかは知らないけど、
思ったよりもスムーズなことが、
その回数を表していた。


「っ…は……ん…」


雅紀は唇を噛んで声を我慢している。


「我慢しなくていいよ、
こんなとこ誰も来ないって。」


そう言いながら内壁をぐるっと擦ってやると、
雅紀は素直に声を出した。

俺もやり方は知っているけど初めてだから、
とりあえずナカを入念に解しておいた。


解してる間、
ある場所だけ声が
高くなったのを俺は見逃さなかった。


ここが前立腺か…

いわゆる、男が気持ちいい場所。


俺はその場所を
忘れないうちに雅紀に話しかけた。


「…雅紀、もう挿れてい?」


そう言って雅紀の返事も聞く前に、
俺は自分のものを持って
溢れ出ている液を伸ばした。

そのまま蕾に当てて、
ゆっくりと沈ませていく。


いくら解したからと言って、
キツいものはキツい。


「…ん…あっ…っんや…」


全部挿入った頃、
2人とも汗をかいていて、
雅紀のものはもうすでに萎えていた。

それを元に戻すかのように、
俺は目の前のそれを持つ。



「…さすがにキツいね。」


雅紀は必死に首を振る。


「…ぁあ…!っんは…あ…」



雅紀の後ろが慣れるまで待った。

その間にも、
ナカは蠢いて俺を最奥と引き込もうとする。



「…動いていい?」


雅紀のナカに耐えきれなくなって
思わずそう言った。

縦に動く首を見て、ゆっくりと動き出す。

穴の入口近くまで引き抜いて
さっき見つけた前立腺をめがけて一気に突く。


「…あぁっ…!…んっ!…っ…」


雅紀は大きく背中を反らして喘いだ。

その雅紀はやけに艶やかで、
思わず目の前にある胸の飾りにキスをした。


「…ん…ひゃっ、んぅ…あっ…」


雅紀が声を漏らす度に
ナカにある俺のものがドクンと脈打った。

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