
はしたない女の子は好きですか?
第2章 ▼本当の本当は
「ひゃっ!」
「柏木は耳が弱いな。ここも弱いし」
そう言いながら、先輩が私の乳首を両方きゅっとつまむ。
私はんっと体を反らして反応してしまう。
「そんなことないですから、先輩、もう、もうやめてください…」
「でも柏木気持ちいいとか思ってるだろ」
「そんなこと…」
先輩がキャミソールをぐいっと持ち上げる。そこから2つの乳房が姿をあらわす。
その先端がやらしく尖っているのはわざわざ見なくても分かっていた。
その羞恥から私はさらに顔を背ける。
先輩に胸を見られているという恥ずかしさよりかは、感じているというのを目視できる状況にされてしまった恥ずかしさが強い。
あんなにピンとそそりたって、そんなの口で否定してても無駄に近いじゃんか…
「柏木のここすごくたってるけど」
先輩がつまんでみたり指先で弾いたりする。その度に私は声をあげる。
耳は時折先輩に舐めあげられ、やらしい水音が頭の中で響いた。
あ…下がきゅんきゅんしてる。
自分でもわかる。
私は足をすりあわせる。
もうやだ、なんで感じちゃってるの私。私には悠くんがいるのに、私は悠くんの彼女なのに。
それなのに…
「あ、あぁぁっ!!」
