
はしたない女の子は好きですか?
第2章 ▼本当の本当は
そんなことは絶対にない。
先輩のなんてそんな…欲しくなんかない。
「というか、そんなんじゃなくて。私、彼氏がいるから先輩とこんな…ってことです!」
「あぁ、あの彼氏ね。彼氏とはよくするの?」
「そ、そんなこと、先輩にいうわけないじゃないですか!」
「ふーん、そう」
先輩は少しつまらなそうにいうと、おもむろに私の腕の拘束をほどきはじめた。
お?とうとう解放なのでは…?
そんな私の考えが検討違いなことにはすぐ気づいた。
先輩はわたしの腕を縛っていたネクタイを解くと、私の反撃を待たず私を床へと押し倒した。
冷たい無機質な感触が背中のすぐしたにある。
そして先輩はすぐわたしの両手を縛り上げた。
「な、さっき解いたんじゃ…」
「後ろで縛ったまま押し倒すと痛いかなって」
「そんな気遣いするくらいならもう解放してください!」
「この状態で?」
先輩が私のまだ潤っているそこに触れた。まだ疼きが乾いていないそこは、先輩の指を喜んでいるように感じる。
感じたら、感じたらダメなのに…。
「あぁぁっ!」
先輩が私の乳首を甘噛みした。またそこはいやらしく尖りを増す。
下半身では先輩の指が入っているし、快感の逃げ場がない。
「柏木甘噛みされるの好きなのか?今きゅってしまったな」
