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はしたない女の子は好きですか?

第2章 ▼本当の本当は


足がガクガクする。
こんなに簡単にイっちゃうなんて、悠くんとするときは滅多にイかないのに…。

はぁはぁと息が荒くなる。

少し落ち着いて、ようやく今の状況がはっきりする。
私、神谷先輩の前でイっちゃった。あんなに大声で。
もう耐えられなくなってしまって。

「柏木イったな」
「イって、ないです……」
「あんなに大きな声で喘いで、オレの指をきゅうきゅうしめつけといてイってない?」
「うぅ…」

もう言い訳もなにも思いつかない。それほど派手にイってしまったのだ。
先輩の指と舌で。

恨めしそうな顔で先輩を見る。
先輩はそんな私の顔とは裏腹にニコっと笑ってみせた。
そして先輩はちゅぅっと私の太ももにキスをする。

「ひゃっ、ふ、んっ」

まだイった余韻が残ってるのに…!
そんな際どいところに何度も何度もキスしないでよ。
くすぐったいのか気持ちいいのか分からない感情と、イった余韻がごちゃまぜになって、私の中を快感でいっぱいにしていく。

「あ、は、あぁぁっ。や、せんぱっ、そんなとこきたな、いです…」
「オレが舐めたいし汚くないよ」

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