
はしたない女の子は好きですか?
第3章 ▼もっとみたい
掃除機をかけて、それとなく部屋の片付けをした。
そして引き出しの中に例のブツを常備する。
「こんなの用意してても、まだするかわかんないよね…」
ただ、もう少しだけ進んだ関係になりたいとは思う。
私は別に処女じゃない。
前の彼氏とが初めてだった。その彼氏とは束縛されることが原因で半年ほどで別れてしまった。
今思えばわりとせかせかと関係が進んでいた気がする。えっちも今頃していたと思う。
だからこそ、早くその記憶を上書きしてしまいたいっていうのは、わがままだけれど切実な願いだ。
でもそれとは別にひーくんとえっちなことをしたい理由は、ひーくんの反応を見たいからだ。
キスをするだけで少し照れて、少し大人なキスには顔をとろけさせる。
そんな彼氏が、もし私にアレを咥えられたら、もし私の胸に触れたら、私の中にいれたら、感じたら、どんなに可愛い顔をしてくれるのだろう。
それも私の切実な思いの1つでもある。
