
はしたない女の子は好きですか?
第4章 ▼彼氏とその弟と。
「んぁっ、や、んっ」
一瞬離れた唇から言葉が漏れるが、また真人さんに塞がれてしまう。
胸は後ろから陸人さんにいいように揉まれてしまっている。
さっきシャワー浴びて着替えたから、ブラは…。
ブラジャーをつけてない状態だから、服の上からでもダイレクトに陸人くんの手の感触が伝わる。
そっちに気を取られても、私の口の中をかき回す真人さんの舌にもいいようにされて、快感の逃げ場がない。
「ん、んぅぅっ」
服の上から乳首をきゅっとつままれる。ビリっと電流が走ったような感覚に襲われる。
陸人くんは服の上から指先を器用につかって、私の乳首をこねるようにつまんだり、擦ったりしている。
さっきので、私がここ弱いのバレてる。
「ふあっ。…ん、あ…あぁぁぅっ」
真人さんの唇が離れたかと思ったら、次は私の耳たぶに吸い付く。
そしてするっとなんの抵抗もなく、私の服の下から手を忍び込ませた。
や。今、陸人くんには上から触られてるのに。
服越しの感触と、ダイレクトな感触が私を襲う。耳たぶを甘噛みする感触も痛いような気持ちいいようなで、なにももわからない。
