
はしたない女の子は好きですか?
第4章 ▼彼氏とその弟と。
「真人しゃ…。なんで」
「ん?」
「私が好きなの、真人さんなのに……ふ、あぁぁっ」
じゅるっと真人さんが私の乳首を吸い上げた。
片方は真人さんに、片方は陸人くんに指で弾かれている。
やだやだ、こんな気持ちよすぎる。
「んっ?!」
陸人くんにキスされてる。
それでも下での愛撫は止まらず、塞ぎきれない声は漏れる。
やだ。2人にされるのなんて初めてだし、声も上手く出せないから苦しくなってくるし、快感が体にどんどん溜まっていくみたいだ。
舌先が私の舌をとらえて、ねっとりと絡みつくように舌が動く。
陸人くんの舌に翻弄されて、胸は真人さんに弄ばれている。
口と胸とで快感が押し寄せて止まらなくなる。
「あ、あぁぁぁぁっ」
「美佳おっきい声でたね」
「は……あ…」
不意に唇が離れたから、今まで苦しかった分も今いじられてる分の快感分も、思わず声にして出てしまった。
私は恥ずかしくなって顔をそらすけど、後ろからも前からも責められて、そらした程度はなんの抵抗にもならない。
