
はしたない女の子は好きですか?
第4章 ▼彼氏とその弟と。
「美佳気持ちいい?」
真人さんに触られているのは気持ちいいんだけど、今ここで頷くと、今の状況を承諾してしまうことになりそうだ。
「気持ちよくなんか、ないです」
快感で押しつぶされそうな意思を必死に保って、真人さんの問いかけを否定した。
真人さんを否定するつもりはないけど、私は3Pの状況をいいなんて言っても思ってもない。
さっきまで真人さんに死ぬほど謝って好きって言おうなんて思ってたのに、なんでこんな状況になっているのかいまだ分からない。
陸人くんの指の動きとか、真人さんの舌遣いが私を翻弄している。
私は必死に必死に声を抑えようするけど、声は漏れて、それが余計に2人の興奮をかきたてた。
私も昂っている。昂りが顕著に現れている濡れた蜜壷に先に触れたのは陸人くんだった。
後ろから抵抗する間もなく、陸人くんの手がするっとスウェットの中へと侵入した。
そして下着の上からでも濡れていることがバレバレなそこを指でなぞる。
