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リアル

第8章 7

店に入り、座ると今しかタイミングがない。と思いゆうが話した



舞さん、私は一人でやってるので、道具もそんなにありません。




大丈夫!道具なら私が揃えてあげるわ。




舞が前のめりになって話す



舞さん、私のネイル見た事ないでしょう?


どんな腕かも分からず…



遮るように舞が言う




例え、ゆうに技術がなくても私が助手を探してあげるから、その子にさせるといいわ。




そうよ!もう一人くらいいるわね。ゆうはレジでもしてくれたらいいわ。



一応仕事にプライドを持ってしてきたつもりのゆうは複雑になった




私は舞さんのとこの白衣を着るつもりはありません。



少し考えて舞が言った。



そうねえ、ゆうは自由な服でいいわ。




客から人気が出るわよ!楽しみね!チラシはもう作り出してるのよ!




精一杯断ったが聞き入れられなかった




もう少し、考えさせて下さい。




自分の為に大金が動こうとしている事に罪悪感を感じたゆうはそう言うしかなかった








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