僕は君を連れてゆく
第25章 お祭りの後は…
すげぇな…
こんなとこに住んでの?
見上げた、夜空は星が見えた…
静かな夜。
もう一度、電話かけてみたら…
その音が近づいてくる???
振り返るとニノがいた。
驚いている。
だよな…メンバー来ちゃうんだもんな…
「よぅ!ニノ!」
眉を下げて笑うニノ。
「何しにきたのよ?」
そんなに、嫌がってない…かな…?
「会いに来た。」
「なに言ってるの?」
「ニノに会いに来た。」
俺をジッーと見て、はぁーと息を吐いて
「上がる?」
俺はついていった。
鍵を開けて、スタスタ部屋に入っていく。
「おい!普通、お客さんを先に通すもんだろ?」
ジロリと俺を見て、はぁーとまた息を吐いて
「別に呼んでないし…勝手に来たんじゃん…」
リビングに続くドアのドアノブを回す手に俺の手を重ねる。
「心配だったから…」
「別に…なんともないし…」
「心配くらいさせろよ!」
「何なんだよ!俺にキ、キスしておいて!心配ってなんだよ!お前は俺のなんなわけ?何でもねーじゃん。別にあんなの…たいしたことない…」
ニノは俺に怒鳴って、涙を流した。
「悪かったよ…キスなんてして…でも、感じてただろ?あの時もニノのココ…感じてたよね?」
俺は気づいてた。
あの俳優に押し倒されていたところを目撃したとき。
ニノのソコは反応してた。
「何されたの?触られたの?ココ…」
俺は反対の手でニノのソコを撫でる。
ゆっくり、下から上へ。
だんだん、形を成していくソコ。
小刻みに震えるニノの体。
「やめ…て…」
「こうされたの?」
ソコを揉む。
優しく、洗顔クリームの泡を頬に当てるように。
「ちが…あっ…」
「違うじゃないでしょ?」
俺は大輔さんに言われたことを思い出した。
「ニノ、好きでしょ?こういうの?」
後ろのアソコに俺の中指を当てた。
「もぉ…だめ…」
ニノは膝から崩れるようにしゃがみこんだ。
「ベッドどこ?」
返事をしないニノ。
背中と膝の下から両腕を差し込み抱き上げ目の前のドアを開けた。
目に入ったソファにニノを横たえた。
そのまま、ニノに覆い被さった。
「ニノ…キスしたい…」