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僕は君を連れてゆく

第25章 お祭りの後は…

-Satoshi side-

寝た…
やっと、寝た…

ずっと、今日を待ってた。
最近、ニノが相手にしてくんなくて、つまなくて…
この間、久しぶりにニノを抱いたら、ニノは久しぶりじゃなかった。
すぐ、拓くソコに俺は驚いたけど、早くと、せがむニノのケツを前にそんなことを考えてる暇もなくて…
すぐに突っ込んで腰を振った。

その最中にニノは「じゅん」って言った。

だから、あぁ、そういうことかと。
ニノは俺と会わない間、松潤に抱かれていたんだと。
だから、すぐに欲しがったんだって。

不思議と腹が立ったりはしなかった。
むしろ、あの松潤が?と驚いた。
偏見というか、常識を重んじるところがメンバーの中で一番あると俺は思っていたから…

だけどさ、嵐のリーダーとして、そこはきちんと言っておかないといけないよね。

と、なんとなくの理由をつけてみたが、俺は松潤がどんな風にニノを抱くのか見てみたいと思った。

酒をすすめるとどんどん飲んで勝手に酔ってくれた。
まだ、二軒目に行きたいとうるさい末っ子を横目にスマホでいつもニノと行くホテルを予約した。

ホテルについても、なかなか起きない末っ子を担ぎ上げるほどの力は俺には残ってなくて、ホテルに人にお願いして部屋まで運んでもらった。

この部屋は、外国人用で日本のダブルのサイズのベッドが二つ置いてある部屋でちょっと、値が張るけど男同士、ましてやグループ内で泊まるんだからそれくらいは出さないとアレコレ言われかねない。

いや、もう、言われてんのかも…

デカイベッドに沈む塊。
厚い胸板が規則正しく上下する。

苦しそうだよね?

尖ってはいないけど、かなり重たい革靴を脱がして、高そうなジャケットを脱がした。

首元に光るネックレス。
鎖骨の窪みがイヤらしい。

そろそろ起こそうかな?

俺、結構待ったよね。

お兄ちゃんが、優しく、抱いてあげる。



「起きて、松潤!起きて!」

そう簡単に起きないことは分かっている。
なんせ、寝起きの悪い子だから…

そうか、じゃぁ、気持ちよくしてあげよう。
それならいいよね?

俺はズボンのベルトに手をかけてファスナーを
下ろし松潤の股間に顔を近づけた。

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