テキストサイズ

僕は君を連れてゆく

第25章 お祭りの後は…



声が大きくなって、やたらと絡んで…
松潤は完全に酔っている。
このまま、ここで潰れたら困る。

俺がトイレに立ったら「もう帰るの?」と聞いてきた。
「トイレだよ。」と言ったら明らかにホッとしてるのに「漏らすなよ!」と白い歯を見せて笑った。
トイレから戻ると瞳をウルウルとさせて…
「遅いよ…」と言った。

あぁ、どうしてこの子はこんなにも可愛いんだろう。
ニノと関係を持ったのはいつだったか…
あの時もニノが可愛くて、可愛くて仕方なくて。

そういえば、その時はニノは俺が初めてだったのかな…

帰りたくない!次へ行こう!と騒ぐ末っ子の頭を撫でてやったら目を閉じた。

長い睫毛。
凛々しい眉毛。
艶のある黒髪。

「タクシー呼ぶか?」
と聞いたら右手を突き上げ、「カラオケだぁ!」と言った。
俺はスマホでいつもニノと行くホテルを予約して連れてきたんだ。

車の心地よい揺れにたらふく飲んだお酒が体内を巡っているんだろう。
乗って10分。
夢の中だ。

目が覚めて、驚くだろうな。
でも、目が覚めても夢の中にいるような感じになるだろう。


ベルトを外してファスナーを下げて下着の上から
キスをした。
その独特な匂いに、俺のも熱くなる。
ゆっくりと下着から松潤のを取り出してまだ、柔らかいソレを口に含んだ。

だんだんと硬くなる。
だんだんと松潤の腰や足先、指先、瞼がピクリ、ピクリと動きはじめる。

悪いことしてるみたい…

いや、してるのか…

普段の俺からは想像も出来ないくらい冷静な俺がいて。

「んぁ…ん…」

松潤の口から声が漏れてきた…

あぁ、やべぇよ。

めっちゃ、興奮する。

あの、松潤を…

俺は俺自身が熱く硬くなってきているのを感じていた。

いれたくなってきちゃったな…

松潤のを手で扱きながら、自分のケツに指を持っていった。
最近はコッチ側になることなかったからな…

松潤から溢れるモノを自分のケツに撫で付ける。

「くっ…」

俺何やってんだろ…

ぐちゃぐちゃと松潤からでる音と俺の後ろから出る音。
全部、自分が出してる音なのに…

めっちゃ、気持ちいいんたけど…

「あぁ、ん、まつ、じゅん…」

そろそろ、いれちゃおうかな…

俺は硬くなった松潤を俺のケツの穴にゆっくりといれた。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ