僕は君を連れてゆく
第25章 お祭りの後は…
シャワーのコックを捻るとすぐに熱いお湯が出てきた。
汗とか、俺の出したものとか全て洗い流す。
「あぁ~気持ちいい。」
握っていたシャワーを後から入ってきたリーダーに横取りされた。
「お湯ためる?」
リーダーの裸。
俺と違って浅黒いその肌。
「ねぇ、聞いてもいい?」
「なぁに?」
「さっき、俺だけイッたよね?」
「気がついてた?」
そう言ってリーダーはシャワーの先を浴槽へ向けた。
湯船にはまだ、ちっともお湯がたまってなくて。
「気がつくっていうか…」
風呂場だから、全裸でいいんだけど…
なんか、もう…
「舐めてよ…」
リーダーは俺の肩をぐっと下に押して膝立ちにさせた。
目の前にはリーダーの緩く立ち上がるのがあって。
「ほら、口開けて…出来るでしょう?」
立ち込める湯気のせいなのか…
逆上せそう…
俺は舌を出して先端を舐めた。
ピクンとするリーダーのもの。
俺を見下ろす顔は今まで見たことないような顔で。
ステージに立つ色気とも違う、雄な顔。
「しっかり出来たらご褒美あげるからね。」
頭を撫でてくれる。
俺は下から上に舐めながら袋を触った。
あぁぁ、興奮する。
大輔さんが言ってたな…
(「自分が気持ちエエとこ、やったたらええねん。」)
俺はココが、好きなんだけど…
括れに舌先を当てて細かく動かした。
「あぁ、松潤…上手…」
俺の頭に置いていた手がやんわりと髪を掴む。
(「噛んだら、アカン!めっちゃ、痛いから」)
ゆっくりと丁寧に、舐めた。
「歯、立てんなよ?」
やんわりと髪を握る手にぐっと力が入ったと思ったら押さえつけられてリーダーは腰を振ってきた。
苦しい…
気持ち悪い…
「あぁ…いい顔…もっと、泣けよ…」
泣かせて喜ぶなんて…
俺の知ってるリーダーじゃない…
苦しい…
やだっ…
吐く…
「あぁぁ、出る…」
動きが止まったと思ったら口のなかでリーダーのが震えた。
そして、ドプドプと溢れてくる。
「めっちゃ、出てる…あぁぁ…」
気持ち悪い…
吐き出したい…
「飲めよ…ニノは全部飲めるよ?」
ニノは…
俺はニノじゃない…
でも、飲まないとリーダーは口から出ていってくれないんだろう…
「やっぱり、いい子だね。松潤は…」
飲み込んだらリーダーは俺の口から出ていった。