僕は君を連れてゆく
第25章 お祭りの後は…
ニノが俺のを咥えている。
この舌使い、マジで!!!
なんで、こんなことに…
ニノと俺は合意のもとでヤったはずなのに…
「ニノ、もっと奥まで咥えてやれよ。」
こんな相葉くん、知らないんですけど…
そんなこんなで俺のはギンギン!
「ニノ、出るっ…あぁ、ヤバイって!くぅっ!」
ニノの口の中にこれでもかってくらい出した。
「んっ…」
ゴクリと飲み込む音。
「あっ、はぁはぁ、飲んだの?」
「ん…」
たっぷり、吐き出したはずなのに俺のはまだ、立ち上がっている。
「すごいね。松潤。気持ちよかった?ニノのお口は気持ちいいよねぇ。」
相葉くんは俺の手を壁につかせた。
後ろに回り込んだままで内腿をなでなでしてきて。
ゾワゾワとくすぐったい。
「やめっ!ダメだって…」
ニノはさっきのまま座り込んで相葉くんをジッと見つめてる。
「ここは、触ったことある?」
相葉くんが俺のケツのそこに触れた。
「あぁ~ギチギチだねぇ。俺の指入ってかないや。ニノ、ローション持ってきて。」
ニノは相葉くんに言われた通りに動いている。
普段は見られない二人の姿。
「傷つけたら痛いもんね。ニノの大きいからさ…」
前をユルユル、なでなでしながら耳元で囁く。
ニノはボトルを逆さまにして相葉くんの指にローションを垂らす。
「ちょっと、冷たいよ。」
「あぁぁ!痛いって!」
大輔さんにされたときはどうだったんだっけ?
かなりの、酒を飲んでたから…
「待って…飲ませて…じゃなきゃ、出来ない…」
手をパッと離してニヤリと笑った相葉くん。
「ヤル気満々、じゃん!」
俺のスウェットを戻してキッチンに入って手を洗う相葉くん。
満々って…
やるなら、きちんと…
いや、そうじゃなくて…
「じゃぁ、乾杯しようか?」
相葉くんはワイングラスを俺たちに渡した。
赤い液体はグラスの中を踊るように増えていく。
チーン!と三つのグラスが重なった。
「このワイン、美味しいでしょ?渡部さんにもらったんだ。」