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僕は君を連れてゆく

第25章 お祭りの後は…


チュプっと離れた唇。
ニノは俺に向けて手を伸ばしてきた。

いいんだよな?
相葉くんを見る。
相葉くんも俺を見てる。

その表情からは何も読み取れない。

手首を掴まれてニノの腕のなかにいた。

「潤くん…」

「いいの?」

さっきまで、相葉くんとキスをしていたその唇に
俺の唇は塞がれた。

指が耳の縁をなぞる。

相葉くんが見てる。

それだけで、もう、イってしまいそう。

「あん、ニノぉ…」

「んっ、んっ。ベッド行こう…」

ニノに手を引かれベッドに着いた。
そこは…そこで…いつも二人は…

そうだよ。
こんなとこで…俺は、ニノに…

「…ニノっ…」
ニノに抱き着いた。
俺より小さいニノ。
俺の体に腕を回してくれた。

体をそっと離して俺をベッドに寝るように促した。

ベッドに背中を着けたら相葉くんの匂いとも違う、
でも、ニノの匂いとも違う。

これは二人の匂いなんだ。

すげぇ、変態だけど。
すげぇ、興奮する。

ニノが俺に覆い被さってくる。

ニノが俺の頭を撫でる。

「ニノっ…」

ニノの顔が俺に近付いてくる。
俺は目を閉じた。

ゆっくり、ニノが俺にキスをした。

俺、ヤられちゃうんだ…

大輔さん、俺のケツの初めてはニノになります。




「ま、まってぇ…」

「おしり、こっち向けて」

ニノが呼吸を乱して俺の体を愛撫する。
くすぐったいような、恥ずかしいような。

でも、完全に感じてる俺。

声にならない声が、出したくないのに声が漏れてしまう。

「声、聞きたい…じゅん…」

「ソコっ、ばっか舐めんなって…あっ…」

「すげぇ…ビンビンだもん…」

「ん、ん、ん、あっ…やばいって…」

「一回出して…俺、飲んであげる…」

ニノが俺のを口に含んだ。
なんか、わかんないけど上半身を起こしてそれを
見てしまって。
ニノの顔が、めちゃくちゃ、エロイ。

「そん、な、うまいの、かよっ…」




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