半社会人(仲村慶彦の憂鬱な日々社会人編)
第5章 無職は去れ!
「終わってんな、アイツww41で童貞じゃもう一生童貞だよww」
オレは断言しよう!
ソイツも意味不明で解らんが、オレはこの泡沫がキライだ!!
コイツの言い方といい、態度といい、絶対に関わりたくない相手だ!
この店を出たら、オレは帰ろう!そう思った。
「でも何でストライカーはアイツの年齢を知ってんの?」
弾丸の言うとおりだ。
「いや、実は私、あの人と個人的にやりとりしてまして…」
はぁ、成る程。
「でも、話が全く合わないんですよね…正直、私も困ってまして」
…確かにあれじゃ話は合わないわな…
「ジョニー、アイツサークルから追っ払えよ」
この一言でオレはイラッときた。
「泡沫、さっきから人の事あーだこーだ言ってるけど、お前はどうなんだよ?自分の事何一つ言わねぇくせに、他人の事は知りたがるのか?」
「いーだろ別に。ここにいねぇんだから何言っても構わねぇじゃねぇか!」
「お前トシいくつだ?それに働いてんのか?あのサークルは社会人限定なんだよ!どう見てもお前、社会人に見えねぇんだよ!」
「ジョニー止めろよ」