半社会人(仲村慶彦の憂鬱な日々社会人編)
第49章 亜美の彼氏?
プロボクサーか。
オレがもしプロテストを受けたらどうなってただろうか。
仮にプロテストに受かったとしても試合は出来ないだろうな。
なんせあの減量に耐えなきゃならんからな。
とてもじゃないがオレには無理だ。
そんなある日の事、オレは仕事の終わり際に野村から飲みに行かないかと誘われた。
特に用事もなかったのでオレは野村と共に夜の街へと向かった。
個室で仕切られている居酒屋に入りビールを飲みながらとりとめの無い会話をしていた。
すると野村から
「今、娘の家庭教師をやっていた女と付き合っているんだ。これが若くていい娘でなww」
「ぶほっ!」
オレはビールを吹き出しそうになった。
その若い女ってのは亜美じゃねーかよ!
まさか野村と亜美が付き合ってんのか?
野村って確か42だろ!
亜美はまだ23
てことは約20才違うのかよっ!
亜美がJD(女子大生)だった頃に女子中学生の家庭教師をやっていた。
オレはその中学生が野村の娘だという事を亜美から聞いた。
その時は世の中って狭いもんだなぁとしか思わなかったが、まさか野村が亜美と付き合ってるとは思いもよらなかった。
野村は亜美がオレの妹だという事は知らない。
もし知っていたら付き合うのを止めるだろうか。
「で、その家庭教師だった娘とはその頃から付き合ってるんすか?」
オレは知らん顔して野村に聞いた。
「いや、家庭教師やってた頃はまだ女子大生でな。で、この前飲み会でたまたま偶然に会ってな。それでLINE交換してたまに飯食いに行くぐらいかな」
ホントか?女ったらしの野村の事だ。すぐに手を出すという噂だからな。
そう考えると冷静にはなれない。
付き合うのは確かに自由だ。
野村はバツイチでフリーの立場だ。しかし、亜美はオレの妹でしかも20も年が離れている。
アニキとしては妹はもう少しちゃんとした相手と付き合ってもらいたいのだが、亜美がそれでもいいと言うなれば仕方ないのかな…
いや、この男はかなりいい加減なヤツだからな!
仕事はしねーし、すぐにサボる!おまけに遊ぶ事しか考えてないオヤジだ!
そう考えたら亜美の彼氏なんて絶対に認めないぞ、オレは!!
オレがもしプロテストを受けたらどうなってただろうか。
仮にプロテストに受かったとしても試合は出来ないだろうな。
なんせあの減量に耐えなきゃならんからな。
とてもじゃないがオレには無理だ。
そんなある日の事、オレは仕事の終わり際に野村から飲みに行かないかと誘われた。
特に用事もなかったのでオレは野村と共に夜の街へと向かった。
個室で仕切られている居酒屋に入りビールを飲みながらとりとめの無い会話をしていた。
すると野村から
「今、娘の家庭教師をやっていた女と付き合っているんだ。これが若くていい娘でなww」
「ぶほっ!」
オレはビールを吹き出しそうになった。
その若い女ってのは亜美じゃねーかよ!
まさか野村と亜美が付き合ってんのか?
野村って確か42だろ!
亜美はまだ23
てことは約20才違うのかよっ!
亜美がJD(女子大生)だった頃に女子中学生の家庭教師をやっていた。
オレはその中学生が野村の娘だという事を亜美から聞いた。
その時は世の中って狭いもんだなぁとしか思わなかったが、まさか野村が亜美と付き合ってるとは思いもよらなかった。
野村は亜美がオレの妹だという事は知らない。
もし知っていたら付き合うのを止めるだろうか。
「で、その家庭教師だった娘とはその頃から付き合ってるんすか?」
オレは知らん顔して野村に聞いた。
「いや、家庭教師やってた頃はまだ女子大生でな。で、この前飲み会でたまたま偶然に会ってな。それでLINE交換してたまに飯食いに行くぐらいかな」
ホントか?女ったらしの野村の事だ。すぐに手を出すという噂だからな。
そう考えると冷静にはなれない。
付き合うのは確かに自由だ。
野村はバツイチでフリーの立場だ。しかし、亜美はオレの妹でしかも20も年が離れている。
アニキとしては妹はもう少しちゃんとした相手と付き合ってもらいたいのだが、亜美がそれでもいいと言うなれば仕方ないのかな…
いや、この男はかなりいい加減なヤツだからな!
仕事はしねーし、すぐにサボる!おまけに遊ぶ事しか考えてないオヤジだ!
そう考えたら亜美の彼氏なんて絶対に認めないぞ、オレは!!