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半社会人(仲村慶彦の憂鬱な日々社会人編)

第36章 酔っぱらい共のバカ騒ぎ


「だからねー、ホントに私でいいんですか?って伝えたワケよ。で、向こうもよろしくお願いしますって言うから結婚するようななったの!ワハハハハハハ」

随分楽しそうな顔してら。

今までで一番いい顔してる。

幸せになれよストライカー!

その後も居酒屋で飲んで食べてバカ話をして、オレたちは笑った。

ここ最近笑った事なんてなかったぐらいに笑い転げた。

よかったこの3人で。

帰る頃にはストライカーがベロンベロンに酔っ払った。

「次、キャバクラ行きますか、キャバクラ」

ストライカーが酔いにまかせてキャバクラに行こうと言い出す。

「マジかストライカー?ここの飲み代だけで十分だよ。それにかなり酔ってんじゃん」

「大丈夫、大丈夫。私が払うから3人は付いてきてくれればいいから!」

大丈夫かなストライカー。

かなり飲んでるぞ。

こんなんでキャバクラ行ったら迷惑な客だと思われるぞ。

「今日はさ。ストライカーの話が聞けてよかったよ。だから次は奥さん連れてオフ会やろうぜ」

弾丸、そりゃ気が早くないか?

「よし、わかった!次は奥さん連れて行くであります!」

ダメだ酔っぱらってらw

「ホントにホントに今日はありがとう。この二人に喜んでくれたのが一番嬉しかった。ホントありがとう」

大丈夫か、ストライカー?

「ストライカー、今日はとりあえずお開きにしよう。また近いウチにやろう、な?」

弾丸がストライカーを抱えるようにして話していた。

オレらは駅までストライカーを送り、ストライカーは電車に乗って帰った。

やれやれ。まぁとにかく結婚が決まったんだ。

で、オレたちも別々の電車に乗り家路に着いた。

ワハハハハハハ!

何か今日はいい日だ。

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