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半社会人(仲村慶彦の憂鬱な日々社会人編)

第43章 ボクシングやってみませんか?

「ストライカーって昔ボクサーだったの?」

「えぇまぁ、日本ランキング5位で終わったんですがね」

スゲーっ!
アンタ、元ボクサーだったのかよ!

「何かそんな風には見えないんだけど。んで階級は?」

「ジュニアウェルター級です。まぁ中々芽が出ないんですぐに引退して家の仕事継いだんですけどね」

ジュニアウェルター級って言ったら…何キロだ?解らんが日本じゃ重量級じゃないのか?

「でも、ボクサーだったらモテたんじゃないの?」

「いや、ボクシングってかなりストイックですからね。色んな物を犠牲にしてリングに立つ訳ですから」

カッケー!ストイックになんてなれないオレはストライカーを素直にカッコいいと思った。

「結婚もして、ここのジムでチャンピオンでも誕生したらストライカーは完全なリア充だなw」





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