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ナイト・ナイト・スウィート・ドリームス

第1章 むかしのはなし(※)

男が一体誰なのか。
どうして私なんかに手を出したのか。
何回こんなことをしてるのか。


テレビを見てるときに出てきた疑問は、全部快楽に飲み込まれてしまった。

今はただ、この抱きしめられた温もりをずっと感じていたかった。
誰にも愛されたことがなかったこの体を、癒やしてあげたかった。


「あ、あ、っきもち、だめ、そこ…!」

「ん、僕も気持ちいいです、ほら、もっと腰あげて…っ」

「はあっ、むり…、むり…っ ん、ん、〜〜っ」


結局挿入までされて狂ったようにイった。


そして、

いつの間にか朝になっていて、いつの間にか洗濯されていた自分の服を着せられて、

いつの間にか家に帰っていた。


目覚めればそこは自分の家の、自分の部屋のベッドだった。

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