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この気持ち止められない キミのこと好きだから

第6章 初デート

散々、乗り尽くして観覧車に乗った。
だんだん上がっていくとキレイな夕焼けが見えてきた。
美海「慧くん、キレイだねぇ。」
夕焼けを見る美海の目がキラキラして、すげぇ抱き締めたくなった。
慧「美海・・・。」
美海「け・・・いくん?!!」
美海を抱き締め、肩越しに
慧「美海、好きだよ。大事にするからな。」
美海「ありがとう慧くん。」
慧「美海・・・。」
観覧車が頂上辺りの時、美海の柔らかな唇に俺の唇を重ねた。
唇を離すと美海の顔は真っ赤だったけど、俺を見つめる表情がたまらなくて、もう一度唇を重ねた。


帰りは超ラッシュだけど、美海をドア側に立たせた。

帰り道まだ早い時間だったから、駅前でお茶したり、散歩したり・・・明日、学校で会えるけど離れがたかった。
結局、夕ご飯も食べて帰った。
慧「美海、毎日一緒に居ようなぁ。」
美海「うん(笑)慧くんって甘えん坊さんなの?(笑)」
慧「イヤ?」
美海「可愛い(笑)」
慧「可愛いって・・・俺、男だよ。」
俺が、ちょっと拗(す)ねた振りして後ろを向いてみた。
美海「慧くん、怒った?」
黙って向いたままの俺。
美海「・・・慧くん、ごめ・・・んな・・・さい。」
やべっ!!
慧「美海、嘘!!ごめん。怒ってないから!!」
美海「(笑)」
慧「美海、騙したなぁ(笑)」
美海「だって・・・慧くん(笑)」
慧「俺を騙した罰は、こうだ!!」
俺は美海を抱き締め、唇を重ねた。
唇を離した後、
美海「慧くん。」
慧「ん?」
背伸びした美海が耳元で
美海『慧くん大好き。』
って・・・。
なんなんだ!!ヤバい・・・俺・・・こんな可愛い事言われるなんて・・・思ってなかった!!
美海「慧くん、大丈夫?」
美海が心配そうに俺を見た。
慧「大丈夫!!」
美海「良かったぁ。」
って美海が俺の手を握った。
ヤバい・・・俺、きゅん死しそうだ(笑)

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