テキストサイズ

この気持ち止められない キミのこと好きだから

第7章 偶然?!

慧「美海、俺ん家さぁ今の家から引っ越して・・・。」
美海「遠いの?」
慧「偶然にも美海ん家の隣!!」
美海「えぇ(笑)」
慧「びっくりした?」
美海「遠くに行っちゃうのかと思った。良かったぁ。」
ホントにホッとした顔からの笑顔に、ますます俺は堪(たま)らなくなって抱き締めた。
美海「慧くん?どうしたの?」
慧「美海が可愛い事するからだろう!!」
美海「なにもしてないよ(笑)」
なんて言いながら、俺の背中に手をまわしてきた。
美海「慧くんの鼓動早いねぇ(笑)」
慧「美海のせいだろう。」
クスクス笑う美海。
美海の髪を撫でると柔らかな甘い香りがする。
ちょっと・・・ヤバいな(笑)
慧「美海もうそろそろ帰ろうか?」
美海「もうちょっと慧くんと一緒にいたいけど、また明日会えるもんね。明日まで我慢する。」
俺の背中にまわしていた手が離れそうになった瞬間、美海を抱き締め、
慧「そんな事言われると俺のほうこそ我慢できなくて帰したくないよ。」
美海「慧くん。」
俺を見上げる美海にますますヤバくなってきた。
慧「また明日な(笑)」
美海「うん(笑)」
美海が家に入るのを見届けてから、俺も家に入る。
二階に上がって部屋に入って目の前の窓を見ると、カーテンを閉める美海の姿が見えた。

“高校入学するのに少しでも近いところに引っ越そうと思う。”って親に言われた時は、えっ⁉なんて思ったけど、まさか美海の家の隣なんて思わなかった。俺ってストーカーみたいじゃんなんて思ってたけど・・・(笑)
美海に対して一度は諦めよう友達でいようなんていい人ぶってたけど実際、美海を目の前にしたら無理だったし・・・でも、まさか付き合えるようになるなんて思わなかったな。
でも今日一日、一緒にいてますます好きになってしまった(笑)今まで見えてなかったところも知る事が出来たし、可愛いところもたくさん見れたし、俺って幸せだよなぁ(笑)

♪~
《慧くん今日はありがとう♪すごく楽しかった(〃^ー^〃)
慧くん大好き(///ω///)♪》

LINEが・・・か、可愛い。
すぐ返事を送ると、可愛いスタンプが・・・。
俺も送る。

俺、大丈夫かな(笑)







ストーリーメニュー

TOPTOPへ